愛していると言わせてくれ

オタク喪女OLの物欲と信仰と愛についての手記

K-POPアイドルのマスターだった時の話①

ぼちぼち色々と時効だと思うので、いちオタクとしての体験をネットに還元したいと思います。 

 

大学生時代、K-POPアイドルの追っかけをしていました。

初めの頃はまあ適当に来日するアイドルの現場に通ったり、アキバやら二丁目やらで開催されていたクラブイベントに出入りする程度のごくごく普通のヲタだったのですが、いろいろあって留学し韓国に住んでいるうちに気付いたらとあるグループの現場でいわゆる「おまいつ」になり、最終的にファンサイトの管理人メンバー、いわゆる「マスター」的な人になっていました。

そもそもマスターって何?というひとはこの記事読んでね

 

 

MAX時でサイトの登録者が約1000人、Twitterのフォロワーが7000人弱。界隈では中堅でした。

規模感が分かりづらい方のために例えると、即売会でいうところの壁サーまではいかない誕席レベルという感じ。

推しの本命ファンなら何度かロゴを見たことある、くらいの知名度でした。

 

初っ端から言い訳をすると初めはそんな気毛頭もなかったです

当時、わたしは人生初の担降り(当時の推しもやはりK-POPアイドルだった)による傷心がひどく、韓国に住み始めてからもしばらくは「金輪際アイドルの追っかけなんて二度とやらねえぞ!」と心に決めていたし、周りにも宣言してました。

でも、ついつい魔がさして、ちょっと気になるアイドルの出る野外イベントを見に行ってしまったんですよね。カメラを持って


 

その日、世界一かわいい推しをフレームに収める快感と、そのデータを全世界の同担と共有して「世界一かわいいよ!!!!!」と騒ぐ興奮を同時に知ってしまったわたしは、もう二度と追っかけなんてしないという決心をあっさり捨て去り、新たなる誓いを立てました。韓国にいる間、飽きが来るまでひたすら推しを撮り続けるぞ、と。 

 

あの日イベントに行かなければ、せめてカメラだけでも持って行かなければ。それか、その時撮った写真や動画を、公式ファンカフェやら非公式コミュニティサイトやらに貼ったりしなければ。その後の約2年間でアイドルに投資したお金で、たぶん高級車一台くらいは買えてたと思います別に車ほしくないけど。

こんな言い方してますが実際後悔はしてないです。むしろ、今の職場の内定含め得たものだらけで、振り返ってみればどれも全て必然だったんじゃないかと思ってしまいます。

 

ヲタ活というものはいつも、もらい事故の如くスタートします。突然リングの上に放り出されたかと思ったら、次の瞬間には試合開始のゴングが鳴り響いている。そうなったらもう目の前の推しだけを信じて、右も左もわからないまま、見よう見まねで戦っていくしかない。やばいな~と思うけどめちゃくちゃ興奮するんですよね。だからオタク辞められないんだろうな。そして、25年ほどの人生の中で、マスターやってた時が一番過酷でシャブみの強い戦いでした。ていうか今後後これを上回る何かがあったりするのかもと思うとちょっと怖いです。たぶんヤク度が高すぎて脳がやられて死ぬ。

 

まあそんなこんなでアイドル撮影と推しにハマりにハマったわたしは、留学中の約9ヶ月間で150現場ぐらいをこなしていました。均すと2日に1回ぐらいは推しに会ってたということですね。普通にやべーな。しかも、留学先がわりといいとこの大学で、かつ普通に専攻の授業とか取ってて授業が難しいアンド課題まみれだったせいで、留学中は勉強してるかアイドルを見てるかの二択の生活をしていました。活動期間中は常に睡眠不足だったし、CD出たらサイン会に課金して食費を失うしみたいな感じで生活の質もなかなかヤバイ感じでした。

 

そこまでして追っかけにのめり込んでいたのには、実はもう一つ理由があります。

もちろん、推しが死ぬほど魅力的だったというのもあるんですが、韓国のメジャーアイドル現場って拳一つでのし上がれてしまうみたいなところがあって、意識高い言い方をすればチャレンジングな環境に魅力を感じまくってしまっていた節が強かったのです。

 

韓国のアイドル現場は日本と似ているようで色々違いがあります。法律も、アイドルごとの独自ルールも日本ほど整備されてません(それでも最近はいろいろな縛りが厳しくなってきました)。現場に行くにもお金がかかることの多い日本と比べ、韓国では時間と引き換えにタダで会えちゃう現場が豊富だったりします。

そんなこともあって、韓国では、そこまでお金を持っていなくても、努力と気合と少しの知恵でいわゆるTO(トップヲタ)的なポジションにのし上がれちゃったりするんです。そして、そのわかりやすい肩書の一つに、「マスター」というものがあるのです。

この謎の階級制度の面白さと、推しのベストショットを撮りたい欲のダブルコンボが、ひたすらにわたしを現場へと駆り立てていたのでした。

 

▼続き▼

 

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