愛していると言わせてくれ

常に欲しいものが欲しい

カメラの中3秒間だけ僕らは突然恋をする

フリッパーズギターを聴きながらこんにちは。名曲ですね。

Camera Talk

Camera Talk

 

 

ヲタクのみなさんからいただいた疑問・質問にありがたく答えるブログ第1弾です。消化中の質問一覧は↓の記事にまとめてます!

 

今回の質問は、こちら! \ドドン!/

マスターさんの写真を見てよく、目合ってるじゃん〜💗笑いかけてくれてる〜💗と思ってでれでれしちゃうのですが、実際肉眼で目が合うのと、カメラ越しで目が合うの、どちらが興奮しますか?

⇒どっちも興奮しますが、わたしはやっぱり断っっっ然カメラ派でした。

理由は大きく3つありました。

 

 

理由その①:「カメラで顔隠れてるのにこっちに気付いてるのがまずヤバい、ファンをきちんと認識できる推しちゃんマジアイドルの鑑……」と推しの尊さをMAX身をもって体感できる瞬間だったから

(見出しがなげぇ……。)

プロ意識の高いアイドルちゃん達は、どのカメラ(の主)が自分のファンなのか?というのをある程度見抜いてファンサをしたり、目線をくれたりします

ずっとこっちにカメラ向けてるなこいつ、とかで自担と認識してる部分も多分にあると思います。が、接触の時などに「あのイベントいたよね」とか「さっきあっち座ってたよね」みたいな話になったりすることもあるので、オリキとかマスターのことはシルエットだけでも大体わかってる気がする。まぁさすがにほぼ毎日会ってるからそうなることもあるよな……。

 

わたしはプロ意識の高いアイドルが大好きなので、これが本当に嬉しかったです。対自分に良くしてくれること以上に、ファンによくしてくれてる瞬間をひしひしと感じられるのが良かった。自分のファンにきちんとファンサできるアイドルちゃんほんと素晴らしい……。

 

あと、わたしは推しはみんなで愛でたいタイプだったので、たとえば同担のマスターのほうにファンサしてるのも、若干羨ましいと思いつつもやっぱ推しちゃんサイコーにアイドルだなと思って尊みを感じてました。嫌いなファンにファンサしてるの見るとさすがに内心大暴れしてましたけど。まあ実際嫌いな同担ってそんなにいなかったのでわりと平和でした。

 

 

理由その②:個人的に目線写真にこだわっていたため、成果へのコミットを感じて最高にHAPPYだったから

当時のわたしの撮影の原動力は「完璧にアイドルしてる推しちゃんを撮影したい」という欲求で、その中でも最高の成果物こそが「目線写真」「ファンサ写真」だったので撮れるとかなりテンション上がってました。


わりと特殊な思想かもしれないのですが、わたしは目線写真って夢小説とほぼほぼ同義では?と思ってます。むしろフィクションとリアルの狭間で最もリアルに近いフィクションという点で、夢コンテンツとして最も優秀かつ最高だなと。だっていつでも誰でも推しと見つめ合えるんだよ?!どう考えても最高じゃん!!だからそういうものをたくさん生産したかったし、自分でも消費したかったんです。そういう情熱を持って写真を撮ってました。

 

突然の自分語りで非常に恐縮ですが、わたしは「女としての自分」をちゃんと確立できていないタイプの喪女です。いち女としての自己肯定感が低すぎるため、アイドルちゃんと等身大の自分(?)の距離を縮めたいとかいう欲求が全く湧きませんでした。

でも推しのこともっと知りたいし、見たことないイイ顔見たいし、データに収めたくてたまりませんでした。言うならば親密度上げて新しいイベント絵が見たい、的なとこです。わたしのことは構ってくれなくてもいいけど、わたししか見れない推しの顔が見たい……みたいな意味不明の板挟み状況に陥っていました。

それを解決すべくわたしが実践したのが、自分の中に架空のペルソナを作り、徹底的にブランディングしていく、ということでした。簡単にいうと、架空の夢主になりきって推しとの関係値を築いてましたこうやって文字にするとかなりサイコパスみあるな……。

 

もちろんあくまで土台はわたしなんですけど、推しの前での格好や振る舞いはリアルなわたしとは全然別物だったなと思います。

本当はめっちゃボディコン〜!OKバブリ〜〜!!みたいな服とか、ピンク〜!原宿〜!幼女~!!!みたいな服が好きなんですけど(振れ幅とは)、追っかけしてたときは清純派アイドルみたいな見た目に寄せてました。あと、キモヲタの要素を極力出さないように、推しの前でのキャラクターも夢見る少女っぽい感じに寄せたりとか。自分を盛る、とか猫をかぶる、とかいう次元じゃなかったです。

 でも別に、本当のわたしのこと見て欲しいとか認めて欲しいとかそういうことは求めてなかったし、それよりいい写真が撮りたかったんですよね。写真の中の完璧なアイドルとしての推しと、パラレルワールドのわたし(=夢主)としてフィクションの恋がしたかった。現世では叶わねえ夢なんだよ許してくれよ!

更には似たようなマインドの夢女達に良質なコンテンツを提供したり、一緒に推しちゃんを愛でたりして交流するのも楽しかったし……というかここがわりとメインだったのかもしれません。とにかく推しをチヤホヤしたくて仕方ないオタクだったので

 

そうやって爆誕した完全オリジナルキャラクター・夢モブ女A子のクオリティはかなり高く、おかげさまで中盤は納得の行く写真がたくさん撮れるようになりました。バラード歌ってる時にじっとこっちを見てるめちゃくちゃ甘い表情とか撮れて死ぬほど楽しかったです。それを見て同担とキャーキャーしたり推しをチヤホヤするのがすごい楽しくて仕方なかった。

ただ、そのうち親密度上げすぎて逆に納得の行く写真が撮れなくなったり、その他色々が重なって最終的には担当を降りることになりました。担降りの話はまたいつか……。

 

……めっちゃ特殊な限界ヲタクの語りになってしまってすみません……。でも、ちゃんと説明しないと完全に意味不明なパートだと思ったのでしっかり書きました。

ただ、別に全てのマスターがこういう感じではないと思います。何かしらである程度のブランディングはしてると思いますが。単純にマウンティングのために目線写真撮ってる人もいると思います。変わった一例として知っておいてもらえればと思います。

 

 

その③:撮った写真を見ながら余韻に何万回でも浸れた

その②でも書いた通り、そもそも目線写真やファンサ写真がわたしにとっての最上級の成果物だったので、成果獲得した事実を後から何度も確認できるのはとても幸せでした。

そして、後から他人行儀で「これめっちゃこっち見てる!!!ヤバくない!?!?」とか言えるのも楽しかった……実質的に撮ってるのわたしじゃなくてモブ女A子だし……。

あと、現場で肉眼で目が合ってるとき、ファンサをもらってるときに考えていることはいつも「あ〜〜なんでいまこれ撮れてないの自分〜〜!!!」でした。今振り返ってみてもほんとに写真や動画が撮りたくて撮りたくて仕方なかったんだなぁと思います。ていうか個レスはわたしには一人で楽しむにはカロリー高すぎるなぁと常々思ってました。同担か、別担の友達と一緒に「やば!こっちレス来た!ヤバイ!!!推しちゃん最高!!!!」とか言ってヒーヒー言うのは死ぬほど楽しかったですけど。マジで推しのことチヤホヤしたかったんだな……。

 

以上3点のような感じで、個人的にはカメラ越しで目が合う(というかカメラ越しで目が合ってる写真や動画ができあがってくる)瞬間が一番興奮する瞬間でした。

 

文章にしてみて、わたしのマスターとしての承認欲求が「いかに同担と推しをチヤホヤできるか/推しをチヤホヤできるコンテンツを生み出せるか」にかかっていたんだなということを改めて認識しました。そういう点ではマスター向きなオタクだったのかもしれません。

長くなりましたが、今回はこの辺で。

 


 

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