温泉たまご器を買ってから人生の質が向上した気がする
好物はなにかと聞かれれば牛肉と答えるタイプなんですが、最近、実はたまごをめちゃくちゃ消費しているという事実に気がつきました。
新卒入社以降、深夜帯の炭水化物のドカ食いによりありえない太り方をしたので、ここ半年以上、夜はできるだけ炭水化物を食べないようにしています(痩せるかといえば対して痩せてませんが更なる増加は防げています)。だいたい豆腐とか茶碗蒸しとかを主食がわりにしているんですが、切らしてしまった時に炭水化物を避けながらありものを食べようとすると、だいたいたまごに行き着きます。
ところで、わたしはたまご料理の中でも温泉たまごが大好きです。ホテルの朝食バイキングでは絶対に3つぐらい食べるし、コンビニうどん食べる時は温玉2個乗せしたい派です。買うと高いけど、家で作れば手間こそかかれど食べ放題だということに気付いて、たまご食べよう!という気分になると温泉たまごを作る生活が2年ぐらい続いておりました。
↑当初はこういうレシピで作ってました。
でも、実際作ってみると、鍋の厚さや室温によって湯温が変化してしまうせいで、365日を通じて安定していい感じの温泉卵を作るのは意外と難しい、ということがわかりました。もちろん、厚手の鍋を使ってレシピ通りきちんとやれば大失敗はしないはずなんですが……湯量を測り、気温に合わせて放置時間を微調整、という手順がなかなかめんどくさくて、慣れてくるほどミスが増える謎のループに……あと、湯を沸かしながら別のことをしてしまって、気がついたら微妙に湯量が足りない!みたいなこともよくありました。
そんなこんなで不本意な温泉たまご(???)を食べることになる回数も多くなってきまして、「なんか温泉たまご作れる装置ないん……?」と思って調べた結果、「温泉たまご器の購入」というところにたどり着いたわけです。我ながらいまいちよく意味がわからない。
そもそも温泉たまご器とは
そもそもですが、温泉たまご器というのは、文字を見ての通り温泉たまごを作るための道具です。電気を使って温めるところからやってくれるタイプのものと、お湯を入れると一定の温度で保温してくれるタイプのものがあります。
象印ではなくセイエイ社のものを買ってみた
当初は「たまごを入れておいたら勝手に温泉たまごが量産されている」という状態を作りたかったので、電気を使うタイプのものの購入を考えてました。ただ、口コミを見てみると「ヒーター機能が壊れた」とか「どうしても失敗してしまう」といったレビューが結構あったのと、作るのに30分くらいかかるらしいとのことで、試しに保温タイプのものを買ってみました。
(これにしたのはなんかデザインがかわいかったから……だぜ!)
結論から言うと、マ~~~~ジで買ってよかったなと思いました!!!!!失敗だったらやだな~という事前の不安は一発で吹き飛んだ。電気ケトルと組み合わせて作れば時間の節約になるし、なによりちゃんとうまい温泉卵がちゃんとできあがってくるという安心感、すごい。食べたい時にいつでも安く温泉たまごが食べれる多幸感は想像以上でした。デメリットといえば温泉卵を食べすぎることくらいです。
使い方の話
使い方は本当に簡単で、
- ケトルで湯を沸かす
- 冷蔵庫から直行で卵をセットする
- 線のところまで湯を入れる
- 10分ほど放置(わたしはいつもiPhoneのタイマーで計ってます)
- タイマーがなったら卵を取り出してお湯を捨てる、気持ちに余裕があれば出した卵を2〜3分置いておく
- 気が向いたら水で冷やす、食べない分は水で冷やしてから冷蔵庫へ
- 完成 おいしくたべよう
という感じです〜〜。
↑こんな感じでつやつやきれいな温泉たまごが完成します!わたしはちょっとだけ硬めがすきなのですが、もっと白身がゆるい感じとかにもできます。
放置時間は個数や個人の好みによって変わりますが、1度好みの放置時間がわかったらその後は基本的にその時間に合わせて置いておけば大丈夫です(鍋で作るより成功しやすい秘訣は多分ここだと思う)。好みの時間を見つけよう!
わたしの買った温泉たまご器では一度に4個作れるので、1〜2個食べてあとは翌日以降に食べてます。ちなみに、個人的にはできたてアツアツのやつより冷えたやつのほうが好きで、でも基本はすぐ食べたいので、気持ちに余裕がある時だけ皿に割ってから冷凍庫にちょっと入れたりしてます。
コスパもいいよ
コンビニで売っている温泉たまごは1個60〜70円くらい。
一方、温泉たまご器で作る温泉たまごは、本体の値段を引いて31円ぐらい*1です。
後者には、温泉たまご器代が載ってくるわけですが、amazonの最安値834円を基準に考えるとだいたい27個作る=6回ぐらい使うと元が取れるっぽいです。ちなみにわたしは購入後20回以上使ってるはずなので余裕でした。
ぶっちゃけ、年に数回しか温泉たまごを食べない人にとっては完全に無用のアイテムだと思います。でもとにかく毎日でも温泉たまご食べたいよ~~~という人は絶対これは買いの絶対!!!って感じだと思いました。
一生温泉たまご食べたいという強い気持ち
ところで、温泉たまごってあまりダイエットに向かないらしい?です。ゆでたまごは腹持ちがいいけど、温泉たまごはあまり腹持ちが良くないからみたいですね。まぁ、ほぼ液体だし、消化が良すぎるのだろう。
でも、毎日温泉たまご食べれるってなんかちょっとリッチな気分になるし、癒されるし、精神的充足感はゆでたまごと比べても格段に高いと思います。実際、帰りが遅くなってイライラしてても家帰って温泉たまご食べてるとまぁいっか……みたいな感じになるので、温泉たまごすごい。良い。
とりあえず温泉たまご器が壊れるまでは、引き続き温泉たまごを食べて暮らそうと思います。
~おわり~
(ヘッダー素材:eggs by anbileru adaleru from the Noun Project)
*1:スーパーのたまごの値段が15~30円/ケトルでお湯を沸かす電気代=1Lあたり5円、800mlで4個作れるので1個あたり1円強